2027年放送予定のtvN新ドラマ『고래별(コレビョル)』で主演が決まり、あらためて注目が集まっている韓国俳優、チェ・ウシクさん。
映画『パラサイト 半地下の家族』のギウ役で世界的に知られる一方、ドラマでは『その年、私たちは』のような繊細でナチュラルな恋愛モノから、『殺人者のパラドックス』のような重たいサスペンスまで、まったく違う顔を見せてくれる俳優です。
12歳でカナダに移住し、10年ほど現地で暮らしたという経歴の持ち主。英語が堪能で、ハリウッド作品や海外映画祭でも堂々と受け答えする姿が印象的です。
強いキャラで魅せるタイプではなく、頼りなさや弱さも含めて役に馴染ませてしまう。だからこそ、ラブコメの「隣にいそうな彼氏」も、サスペンスの「静かに壊れていく青年」も違和感なく成立してしまう。その幅の広さが、チェ・ウシクさんの大きな魅力だと思います。
今回は、チェ・ウシクさんが気になり始めた方に向けて、出演ドラマ一覧、次に見てほしいおすすめ作品、プロフィールをまとめました。
ウリ「映画は観たけど、ドラマは何から観ればいい?」という方は、ぜひ視聴リストの参考にしてみてくださいね。
チェ・ウシクの主な出演ドラマ一覧
「あ、この作品にも出てたんだ!」と後から気づくことが多いチェ・ウシクさん。ここでは、チェ・ウシクさんの主な出演ドラマを、デビュー初期から順番にまとめました。
| 公開/放送年 | 作品名 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2011年 | チャクペ〜相棒〜 | クィドン(少年期) | MBC。ドラマ正式デビュー作 |
| 2011年 | 根の深い木-世宗大王の誓い- | チョン・ギジュン(青年期) | SBS |
| 2011〜2012年 | 素敵な人生づくり | ナ・ジュラ | SBS週末ドラマ |
| 2011〜2013年 | 10 TEN/特殊事件専門担当班TEN(シーズン1・2) | パク・ミノ | OCN。犯罪捜査サスペンス |
| 2012年 | 屋根部屋のプリンス | ト・チサン | SBS。タイムスリップ時代劇ロマンス |
| 2014年 | 運命のように君を愛してる | イ・ヨン | MBC |
| 2014〜2015年 | 傲慢と偏見 | イ・ジャンウォン | MBC。検察を舞台にしたサスペンス |
| 2015年 | ホグの愛 | カン・ホグ | tvN。初のドラマ主演作 |
| 2017年 | サム、マイウェイ〜恋の一発逆転〜 | パク・ムビン | KBS2。特別出演ながら全16話中7話に登場 |
| 2017年 | 恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~ | キム・ゴンジェ | JTBC。フランスロケの旅ロマンス |
| 2021〜2022年 | その年、私たちは | チェ・ウン | SBS。キム・ダミと共演した青春ラブストーリー |
| 2024年 | 殺人者のパラドックス(原題:살인자ㅇ난감) | イ・タン | Netflixオリジナル。ソン・ソック共演のサスペンス |
| 2025年 | 恋するムービー(原題:멜로무비) | コ・ギョム | Netflixオリジナル。パク・ボヨンと共演 |
| 2025年 | 私と結婚してくれますか? | キム・ウジュ | SBS金土ドラマ。チョン・ソミンとの偽装夫婦ラブコメ |
| 2027年 | 고래별(コレビョル) | カン・ウィヒョン | tvN新ドラマ。ムン・ガヨン、ホ・ナムジュンらと共演予定。日本配信は現時点で未定 |
ウリ私は、『屋根部屋のプリンス』で王の家来として一緒にタイムスリップしてきたト・チサン役でチェ・ウシクさんを知りました。こんな面白い俳優さん絶対ブレイクするしか無いじゃん!って当時思っていたのですが、まさにトップスターの仲間入りを果たしましたよね!
チェ・ウシクの次回作は?tvN新ドラマ『고래별(コレビョル)』で主演
チェ・ウシクさんの次回作として注目したいのが、2027年放送予定のtvN新ドラマ『고래별(コレビョル)』です。
1926年の京城を舞台に、親日派の家に仕える下女ホ・スア(ムン・ガヨン)が、海に落ちた独立運動家カン・ウィヒョン(チェ・ウシク)を助けたことから始まる物語。チェ・ウシクさんは、親日派の父を持ちながら祖国の解放のために身を投じる主人公を演じます。
共演はムン・ガヨンさん、ホ・ナムジュンさん、ユ・ジェミョンさん、カン・ハンナさん、キム・ヨジンさんら。演出は映画『8月のクリスマス』『春の日は過ぎゆく』のホ・ジノ監督と、『煌めく完璧なワニ』などのユ・ボムサン監督が共同で手がけます。
現時点で日本配信は未定ですが、チェ・ウシクさんが気になった方は、今後の続報もチェックしておきたい作品です。
『고래별(コレビョル)』の詳細はこちら

チェ・ウシクおすすめドラマ4選
ここでは、チェ・ウシクさんが気になった方に向けて、彼の演技の振り幅を楽しめるおすすめドラマを4本紹介します。
『その年、私たちは』(2021年)
【おすすめ理由】チェ・ウシクの代名詞。青春の甘さと痛みを丸ごと味わえる
高校時代にドキュメンタリー撮影で「強制的に」記録された、学年1位と学年最下位の男女。10年後、再びカメラの前に立たされるところから物語が動き出します。
チェ・ウシクさんが演じるのは、イラストレーターのチェ・ウン。大きな声も派手な仕草もないのに、視線と間だけで感情を伝えてしまう芝居が、この作品でとにかく際立っています。映画『The Witch/魔女』で敵同士を演じたキム・ダミさんとの再共演としても話題になりました。
日本でも配信直後にランキング上位に入り、チェ・ウシクさんを「ドラマの人」として知った方が一気に増えた作品です。
Netflix
※2026年8月時点でNetflix配信を確認。最新情報は公式サイトで確認してください。
『ホグの愛』(2015年)
【おすすめ理由】記念すべき初主演作。不器用でまっすぐな“お人好し”
チェ・ウシクさんにとって初のドラマ主演作。恋愛のしかたがわからず、いつも人に利用されてばかりの青年カン・ホグを演じています。
高校時代の憧れの同級生ト・ドヒ(ユイ)が、シングルマザーとして目の前に現れるところから物語が動き出す構成。「かわいそうなのに憎めない」という、のちの出演作にも通じる持ち味が、すでにこの時点で完成しているのが面白いところです。
『その年、私たちは』のチェ・ウンが好きだった方は、その原型を確認する意味でも観ておきたい1本。
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※本ページの情報は2026年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
『殺人者のパラドックス』(2024年)
【おすすめ理由】甘さゼロ。追い詰められていく青年の表情が忘れられない
ラブコメのイメージしかない方にこそ観てほしいのが、こちらのNetflixオリジナル。
意図せず人を殺してしまったことをきっかけに、次々と殺人を重ねていく平凡な大学生イ・タン役。それを執拗に追う刑事をソン・ソックさんが演じます。怯えと開き直りのあいだを行き来する表情の変化が、この作品の見どころです。
ウェブトゥーン原作らしいスピード感で、全8話と観やすい構成になっています。
Netflix
※2026年8月時点でNetflix配信を確認。最新情報は公式サイトで確認してください。
『私と結婚してくれますか?』(2025年)
【おすすめ理由】最新のラブコメ主演作。“偽装夫婦”90日間の攻防
婚約者に見捨てられた花嫁と、そんな彼女から突然プロポーズされた男が、超高級住宅を手に入れるために90日間だけ夫婦を演じ切る──というラブコメディ。
チェ・ウシクさんは、老舗製菓店の御曹司キム・ウジュ役。『その年、私たちは』以来3年ぶりのSBSドラマ主演作で、この演技によりSBS演技大賞のミニシリーズ ロマンティックコメディ部門・男性最優秀演技賞を受賞しています。
チョン・ソミンさんとのテンポの良い掛け合いが軸になっているので、まずは軽く観たい方にも向いています。
ディズニープラス
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チェ・ウシク プロフィール
作品ごとに雰囲気が変わるので「結局どんな人?」と気になる方も多いはず。まずはチェ・ウシクさんの基本プロフィールからチェックしていきましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | チェ・ウシク(최우식/Choi Woo-shik) |
| 生年月日 | 1990年3月26日 |
| 出身 | ソウル特別市(12歳でカナダに移住) |
| 国籍 | カナダ |
| 身長 | 180cm |
| 学歴 | パインツリー・セカンダリースクール卒業/サイモンフレーザー大学 舞台演出専攻(中退)/中央大学 アジア文化学科 卒業 |
| 家族構成 | 両親、兄(7歳上)※2人兄弟の次男 |
| 所属事務所 | FABLE COMPANY(페이블컴퍼니) |
| デビュー | 2011年 MBCドラマ『チャクペ〜相棒〜』 |
| 公式Instagram | @dntlrdl |
ウリカナダ育ちのチェ・ウシクさんですが、家の中で英語を使うとご両親にこっぴどく叱られ、「家では必ず韓国語」という教育を受けて育ったのだそう。デビュー初期は韓国語が少したどたどしかったそうですが、それでも同世代の在外韓国人と比べるとかなりのレベルだったと言われています。
チェ・ウシクの主な受賞歴
- 2014年 第35回 青龍映画賞: 新人男優賞(映画『巨人』)
- 2014年 第19回 釜山国際映画祭: 今年の俳優賞(映画『巨人』)
- 2020年 第26回 全米映画俳優組合賞(SAGアワード): キャスト賞(映画『パラサイト 半地下の家族』)
- 2022年 アジアパシフィックスターアワード: ミニシリーズ部門 男性優秀演技賞 ノミネート(『その年、私たちは』)
- 2025年 SBS演技大賞: ミニシリーズ ロマンティックコメディ部門 男性最優秀演技賞(『私と結婚してくれますか?』)
ウリ韓国の記事でチェ・ウシクさんを紹介するとき、必ずと言っていいほど出てくるのが 「믿고 보는 배우(ミッコ ポヌン ペウ)」 という表現。
直訳すると「信じて観る俳優」。
「この人が出ているなら作品選びを間違えていないはず」という、作品を選ぶ目そのものへの信頼を含んだ言い方で、日本語の「演技派」とは少しニュアンスが違います。
まとめ|チェ・ウシクは「次の1本」で印象が変わる韓国俳優
チェ・ウシクさんは、ラブコメ、青春、サスペンスと、ジャンルによって見え方がまったく変わる俳優です。ラブコメから入った方はサスペンスを、映画から入った方はドラマを──と、ジャンルをまたいで観ていくと、その振り幅がよりはっきり伝わってきます。
2027年にはtvN『고래별(コレビョル)』で独立運動家役に挑むことも決まっており、日本での注目度もさらに高まっていきそうです。
まずは気になる作品から、チェ・ウシクさんの過去作をチェックしてみてくださいね。


